木曽川のチャート

 お久しぶりです。ふと思い立ったのでチャートの紹介。チャートは二酸化ケイ素に富む岩石で、鉄より硬いので鉄でたたくと火花が出ます。なので火打石として使われるそうですが、地質学的にも意味がある岩石です。
 チャートは、主に、放散虫や海綿の骨針などが深海にたまってできる岩石で、フッ酸で溶かすと放散虫や海綿の骨針、コノドントなどがでてくることがあります。放散虫やコノドントは示準化石として非常に有用なのでそれらが出てくると、多くの場合チャートができた時代がわかります(正確に言うとわかるのはチャートに含まれる放散虫の時代ですが、あまり気にする必要がない場合がほとんどなはず)。
 さてそんな硬い話はともかくとしてチャートはいろんな色になるのでとてもきれいです。一枚目の写真は赤色のチャート(よく見るとに層理面に沿って色が変わっているところがあります)。この写真ではてかてかして見える面があると思いますがこれは川の水で磨かれているからです。チャートは緻密な岩石なので磨くとすべすべします。

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 二枚目は緑色のチャートで写真ではわかりにくいですがとてもいい色です。他にも黒や灰色、青みがかった灰色などいろんな色になります。

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 三枚目の写真のように木曽川では層状になってチャートが露出していて、さらにチャートは褶曲しやすい岩石であるらしくグネグネと層が曲がっています。
 ほかにも石灰岩中にノジュールとして出てくるチャートがあったりテクトニクスにからんで面白い話があったりとチャートは話題満載の岩石ですが今日はこの辺でとどめておきます。

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この記事へのコメント

ダンゴムシの妻
2010年02月05日 20:08
「さてそんな硬い話はともかくとしてチャートはいろんな色になるのでとてもきれいです」
とはなかなかやりますなぁ。
いや、チャートだけに・・・、ふふ。

私は黄色いのと青色のを持ってましたよ~
さすがに赤色のには手がだせませんでしたが

今回のポスト、難しくないですか
私は、「褶曲」が読めません。
愚かな自分を知れ! 限界
でも、わからないなりに、テクトニクスに絡んだ面白い話というのが気なる~って、なるじゃん。
「テクトニクスってないにぃ~」って、なるじゃん。

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